旧イタリア大使館別荘

栃木の旅07 旧イタリア大使館別荘(レーモンド設計)

西日が入る夕刻。偶然でしたが、いい時間に訪れた気がします。湖に反射した太陽光がとてもきれいに室内に射し込み、どこを切り取っても絵になる空間が広がっていました。特長である壁の市松調模様色は経年変化で色が褪せ、いい感じに自然と同化しています。

新築当時は色や素材感、そして模様のコントラストがもっとはっきりしていたはずですが、それがどのように自然の中に溶け込んでいたのか? 頭の中でイメージを膨らませています。

 

日光東照宮

栃木の旅06 日光東照宮

雑誌やパンフレット、映像などで見る、派手派手しく、軽い印象なのとは異なり(個人的な印象)、実際にその場に身を置くと、繊細で住宅と言うか生活に近いスケール感。久能山東照宮でも同じように感じたことを思い出しました(写真だと伝わらないかな?)。ちなみに白い部分は漆喰ではなく、胡粉(ごふん:貝の粉)をにかわで溶いたものということです。

日光山輪王寺

栃木の旅05 日光山輪王寺

現在、本堂の平成大修理が行われています。足場囲いの建物は工場のような大きな建築で、最上階の回廊からは修理現場を見ることができます。社寺建築や職人、ものづくりに興味がある人にはお勧めです。

祈祷料2000円で本堂銅版(平瓦)の奉納をしました。欲張って願い事をたくさん書いてしまいましたが・・・。本堂(三仏堂)の修理部材として使用されるようです。

大谷寺

栃木の旅03 大谷寺

岩山を背景にしている門前からの佇まいには、生活感からは程遠い、非日常的な独特の雰囲気があります。期待感がふくらみましたが、残念ながら17時を過ぎていたため本尊までは入れませんでした。残念!

大谷資料館

栃木の旅02 大谷資料館

一度行ってみたかった場所のひとつ、大谷石の採石場。3連休の中日のため人で大変混雑していましたが、人の流れがアリの大群のようにも見え、逆に空間の大きさを感じられたようにも思います。これが岩を削りだしているだけの空間なのだからすごい!

栃木・蔵の街

栃木の旅01 7月の3連休は栃木へ行きました。まずは蔵の街・栃木市から。

江戸時代の原型をほぼ残しているといわれる巴波川(うずまがわ)。川の両岸には舟の曳道として網手道という細い道があります。その道は丸太の杭で土留めされていて、それを押えている少し斜めの横材の連続が、とてもよいアクセントになっていて印象に残りました。川の流れによる水圧が土留めに掛かるのを逃がすためなのかな? 舟を曳き上げるためなのかな? 曳く違いでそんなことはないか??・・・

いろいろと考えをめぐらせることは楽しい!

秋川渓谷

週末に秋川渓谷に行ってきました。川遊びに温泉に、祖師ヶ谷大蔵からは車で1時間ちょっとで行ける穴場です。

川辺にはおたまじゃくしがたくさんたくさんいました。子供の頃は田んぼで捕まえて遊びましたが、記憶をたどると川で見るのは初めてなような気がします。

ピークはもう過ぎているとのことでしたが、夜はホタルが数十匹乱舞していました。蒸し暑く曇っていたこともあり、好条件にも恵まれたようです。

与論島03

与論島3日目(5/19)

最終日は、昨日までの2日間で一番印象に残った寺崎海岸で。小さな凧を上げたり、走ったり、寝転がったり、泳いだり…のんびりしました。

そして、ヨロン最後の時間は、作家.森瑤子さんの別荘のガーデンが開放されている「seaside garden」で過ごしました。造られたものと自然とがうまく融合している素敵なガーデンでした。他の場所とはちょっと違った時間が流れていました。

海のきれいさもそうですが、出会う人々がみんないい人で、「またゆっくり来たい!」と心からそう思える島でした!

与論島02

与論島2日目(5/18)

今日は海水浴。いくつかの海岸を見比べた上で、船倉海岸で泳ぎました。とにかく超遠浅で、ほんとうにきれいな海です。他に人がいないのでまさにプライベートビーチ。そして遠くに見える百合が浜と、そこにいる何人かの人たちもまたいい風景でした。

与論島で感じたことは砂が違うこと。粒は少し大きめで、波で砂が舞わないので波打ち際まで海水が透き通って見えます。そして歩くとザクッザクッと音がして足首まで沈むのも印象的です。

2泊目の宿はマリナデルレイ。民宿ですが部屋にお風呂がついています。話好きな、かわいらしい女将さんの宿でおすすめです。

 

与論島01

与論島1日目(5/17)

与論島ではレンタカーを借りて周りました。初の食事は味咲食堂での塩ラーメン。海とラーメンは何か合いますね。不思議です。(味咲はオーナーご夫婦の人柄がお店の雰囲気にも出ている素敵な食堂でカキ氷もおすすめです)

干潮時間のちょうど1時間前、大金久海岸からグラスボートに乗って百合が浜を目指します。百合が浜は干潮時に現れる浜で、この日はめがねのように2つの浜が顔を出していました。快晴とはいえず雲があったせいもあり、陽の加減や方向で海の色が七変化し、これはこれで好かったです。とにかく海の色が・・・言葉では表現できません。ウミガメにも何頭か遭遇しました。

1日目は明星荘に宿泊。決してきれいな宿ではないですが、とても親切な方々でほっこりとする宿でした。