しぞーかの家 case009 その34

現場の戸締り

工事中の現場の戸締り。建具が入るまでは仮の板戸を金物で固定します。枠を傷つけないように、外から開けられないように、そして工事中容易に開け閉めできるようにと、よく考えられていていつも感心します。

しぞーかの家 case009 その33

押入

押入廻りの塗装が施されました。襖の枠材はクリアオイル、押入内部は棚板部はクリアオイル、その他の壁・天井は無塗装です。ちなみに岩川アトリエでは、布団の出し入れをしやすくするため、棚は4段を標準としています。布団があまり積み重なっていると下のほうの布団を取り出そうとするとき困るんですよね。

しぞーかの家 case009 その32

塗装工事

大工工事も家具絡みの部分を残しほぼ終了し、塗装工事が行われています。木の材種や用途によって塗料を変えたり、かなり細かな塗りわけをしていますが、ちゃんと間違えずに進めてくれています。ダウンライトやスイッチコンセントなどの配線工事は終了しています。

しぞーかの家 case009 その30

左官下地

木摺荒板の上に防水紙を張り、設備の貫通部や枠廻りの接合部にコーキングをしてラス網をはります。この上に軽量モルタルを塗っていきます。モルタルと接する木枠はアクが出ないよう、モルタル塗りより先に塗装を行います。

しぞーかの家 case009 その29

塗装の塗り分け

塗装の塗りわけには神経を使います。口頭や書面での指示では細かな塗りわけまでは伝えられないので、養生テープに塗装の種類を記し指示していきます。塗り間違えのないように、それぞれの部位ごとに貼っていきます。

しぞーかの家 case009 その28

合わせガラス

欄間のガラス部には、地震時などの飛散防止を考慮して合わせガラスを使用しています。合わせガラスは昔は高価なものでしたが、今はかなりリーズナブルな価格になり、飛散防止フィルムを貼るより安価にできます。枠材は米ヒバ、壁・天井は青森ひば、15ミルの合わせガラスを使用。

しぞーかの家 case009 その27

玄関

玄関を施工中です。上り框には幅150mm厚50mmのタモ無垢材を使用し、床には框と同じ150mm幅の杉厚板を貼っていきます。大工さんは作業スペースで実際に仮置きしながら寸法だし、加工をしています。

しぞーかの家 case009 その26

レッドウッド

事務所部分のレッドウッドの外壁が貼り終りました。なかなかよい感じです。無塗装の荒ら仕上げですが、何年か掛けて全体的にかなり黒っぽい色に変色していきます。

しぞーかの家 case009 その25

事務所開設以来コラボしている鍛鉄作家・アトリエ空の柴崎さんと工房にて打ち合わせしました。今回の住宅では玄関アプローチの手摺り・玄関ドアの引き手金物・表札などをつくります。鉄の力強くそして繊細なラインは、無垢板や漆喰などのアクセントとなり、木材や左官材を多用することでうるさくなりがちな空間をさりげなく引き立てます。「さりげない美しさ」が共通のデザイン認識かなと思っています。

アトリエ空