帆船みらいへ

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天気の良かったこの週末は、横浜港の大さん橋で帆船「みらいへ」に乗ってきました。日本で唯一一般の人が乗ることの出来る帆船で、かつては世界一周も航海しています。(他の帆船は船員養成のための実習船なのでなかなか乗れません…) 近くで開催されていたマルシェに合わせて、船内の一般公開と体験航海を行っていました。

大さん橋横にある浮桟橋から出航して、1時間半ほどの航海です。今回は体験なので機走(エンジンで走ること)なのですが、途中で参加者が協力してロープを引っ張り、一番大きいセール(帆)を上げました。エンジンの出力を少し落とし、風と海を肌で感じる時間を楽しみます。デッキではチークの床に子どもが寝転がって日向ぼっこをしています。上空に遊びに来たカモメを目で追ったり、光る水面を眺めていたりすると時間が過ぎるのはあっという間です。後半風が強くなってくると、セールが風をはらんで船体が傾き、若干スピードが上がったような感じがしました。

船内のメスルーム(食堂)です。写真だと特に窓の形以外は普通の建物のように見えます。跳ね上げ式のハッチが付いているためか、船の丸窓が切り取る景色は独特の風情があります。(住宅にも採用してみたいですが、なかなかそんな機会はないですね。。)

他にもキャビン(寝室)やブリッジ(操舵室)を見学し、無事元の岸壁に着岸したら1時間半の体験航海は終了です。天気に恵まれて気持ちの良い時間を過ごせました。ちゃっかり体験航海を楽しんできましたが、実は一般公開中にメスルームで行っていた展示(岩川アトリエの展示ではないですよ)の案内係で参加していたのでした。何の展示かはまた改めてご紹介したいと思います。

スタッフA