夏休み その2

富山の海を満喫した後、無人駅からローカル線に乗り、高岡市へ向かいました。

高岡市は伝統産業が盛んな工芸のまちです。駅から20分程度歩くと、古い町並みに出会います。

国の保存地区に指定されている通りもありますが、それ以外の場所でも、外壁がよろい張りや、銅板葺きになっている伝統的な家をよく見かけました。緑青のふいた銅板の壁に、木製の格子窓が入った家は、「古い」というマイナスの印象は全くなく、年月を重ねた美しさを放っていました。きっと住まい手も長い間大事に手入れを続けてきたのだと思います。

スタッフA

賢治

8月11日、少年時代の友達が亡くなった。
急な知らせに新聞を2度見、3度見。
何度見ても賢治の名前。

10年ほど前だったか
突然彼から携帯に電話が掛かってきた。
友人から番号を聞いたのだという。
住宅の相談だったのだけれど
「卓也君にはずっと想いいれがあってね
ときどきHPを見てたんだ」
という言葉が嬉しかったとのと同じく
少年時代に呼ばれていた「岩ちゃん」ではなく
「卓也君」という呼び方に
彼の変わらぬシャイな一面を感じ
それもまた嬉しかったのを覚えている。

よく遊んでいたのは小学5年生のころ
映画スタンドバイミーのように
無知で何にでも興味があった頃だったから
善いことも悪いことも危ないことも
いつも一緒に冒険して多くのことを学んだ
とにかく楽しくて外で遊びまわっていた。
過去に戻れるなら一番戻りたい時代。

彼は文章がうまかった。
よく図書室へ行って星新一のSF読んだね。
サッカーの練習後に夜空を見上げて星座も一緒に覚えた。
サッカーではペアを組んで練習した。
釣りが本当に好きだったよね。
かぶと虫にクワガタ捕り。
賢治の家のミョウガのしそ漬け美味かったなあ。
賢治は岩川家のタラコのおむすびでしょう!って言ってた。
野球するときはいつもバッテリーを組んだよね。
怪我して傷跡が残ると「男の勲章」って数争いしてたよね。

同じ日に生まれた賢治
お互いの奥さんの出身地も同じ千葉市なんてね。

彼がどう思っていたかは分からないが
幼い頃に賢治と過ごせたことは幸せだった。
今の自分の根っこにはあの頃の体験や思い出がある。
そう言いきれるほどの存在だった。

賢治、ありがとう。
心の中ではこれからもずっと生きてるよ。

おれっちあたしっち その20

構造見学会

土曜日の構造見学会は無事終了しました。日曜日の午後も開催いたしますのでお時間のある方は是非お越しください。
足場が悪いので、大工さんが現場板で通路(写真のピンクのテープが張ってある板)を作ってくれていました。大工さんの細かな心使いに本当に感謝感謝です。

今日、明日

構造見学会

いよいよ、今日明日と、構造見学会を開催いたします。住宅(自邸)の基礎や木造の軸組など構造部分を見学していただきます。構造部分は工事が進むと隠れてしまうところなので、この機会にぜひ見学していただければと思います。

日時:8月4日(土)午前10:00~12:00
          午後1:30~4:00
   8月5日(日)午後1:30~4:00
場所:自邸工事現場(静岡市葵区大岩3丁目13-6-9)

参加は自由です。駐車スペースもありますので、お時間のある方は是非お立ち寄りください。

夏休み その1

先月は少し早い夏休みをいただいて、富山に行ってきました。去年に引き続き2回目の訪問です。

前半はヨットでのクルージングとお祭りレースへの参加です。うっすらと見える立山連峰を背景に、富山湾でのんびりセーリングしてきました。運よくいい風が吹き、風上に向かって心地よい速度で海を走っていきます。

「富山の水は世界一美味しい!」と海洋冒険家の白石康次郎さんも言っていますが、水、そして何と言っても魚が美味しいです。(そのため陸の近くには漁業の網が大量に張ってあり、気をつけないと船を引っ掛けてしまいます!)

将来は富山に住むのもいいなぁ…なんて妄想してしまいました。

スタッフA