おれっちあたしっち その33

第2回現場見学会、無事終了しました

1か月半前に行った構造見学会に続く、2回目の現場見学会も無事に終了しました。こういう形で現場見学会を開くのは初めてのことでしたが、来ていただいた方には予想以上に好評でした。

始める前は、日ごろ工事現場を見る機会のない方々には、工事中の現場を見ていただいてもあまり仕事の内容は伝わらないのではないかという思いも少なからずあったのですが、実際には丁寧な仕事ぶりは現場を見ていただくとやはり伝わるようで、完成した住宅を見ていただくだけではなく、こういう機会をもっと増やしていくことが大切なんだなぁと逆に気づかされる結果となりました。

構造見学会に続いての参加の方も多かったので、少しでも岩川アトリエによる家づくりのことを伝えていけるよう、完成までにあと数回、現場見学会を開催していこうと思っています。

この見学会のために日曜日なのに現場で作業をしてくれた山崎工務店の大工さんにも感謝です!

おれっちあたしっち その32

縁甲板の着色塗装

軒天井の縁甲板は先に塗装を施しています。無垢板は乾燥による収縮があるため、施工後に塗装をすると継ぎ目の部分が開いたときに無塗装部分がラインとして出てしまい汚く見えてしまうので、さね加工部分も含めて施工前に塗装しています。ちょっとした配慮ですが、着色する場合は効果絶大です。

おれっちあたしっち その31

通気口

軒天井の仕上げ工事が始まっています。穴の開いたシルバー色の部分は壁や屋根の設けた通気層に空気を通す通気口です。軒先から空気を取り入れるのですが、その通気口から虫が侵入してくるのを防ぐために小さな穴の通気孔となっています。

おれっちあたしっち その30

木材

仕上げ材としての木材、軒天井に使われる杉の源平材(赤と白が混ざった板)と開口部に使われる枠材が少しずつですが現場に納品されています。いよいよ造作工事が始まります。

おれっちあたしっち その29

屋根の断熱

屋根に高性能グラスウール105mmが施されました。断熱材が落ちたり剥がれたりしないように、そして防湿フィルムが剥がれたりしないように木材でしっかり押さえています。屋根の断熱にはこの上にスタイロフォームも敷きこんでいます。

おれっちあたしっち その28

浴室下地

浴室のハーフユニットを据え付けるためのコンクリートの束石が設置されました。洗面室と浴室に段差ができないようにモルタルにて束石の高さを調整しています。

第2回現場見学会のお知らせ

第2回現場見学会

住宅(自邸)の第2回現場見学会を行います。外壁や天井や壁など、どのように工事が進んでいくのかは工事中の今しか見られません。建築家と大工さんの丁寧な仕事を、この機会にぜひ見学していただければと思います。

日時:9月22日(土)午前10:00~12:00
            午後1:30~4:00
   9月23日(日)午後1:30~4:00
場所:静岡市葵区大岩3丁目13-6-9

参加は自由です。駐車スペースに限りがありますので見学日時がはっきりしている方はメールにてご連絡いただけると助かります。

おれっちあたしっち その27

暖房配管

パネル暖房の配管工事です。一箇所一箇所ミリ単位で正確に取付位置を確認し、床から銅管を立ち上げています。管が2本立ち上がっていますが、一本は行きの管でもう一本が戻りの管になります。

おれっちあたしっち その26

隣地も上棟

南側隣地の家が建て替えで上棟しています。たまたま建て替えのタイミングが一緒になり、我が家の一か月遅れで上棟しました。お隣さんは11月に竣工予定ということなのであっという間に抜かれてしまうことでしょう。ちなみに我が家は来年の2月末くらいに竣工の予定です。

おれっちあたしっち その25

基礎断熱

基礎はベタ基礎を採用していますが、ベタ基礎の場合、布基礎のように床下の土面から湿気が上がってくることはありませんので、床下を室内と考える基礎断熱という断熱方法を採用しています。この方法では土台は土台下に通気を設けない気密土台とし基礎部にも通気口は設けないなど、床下換気は行いません。そのため床面を断熱するのではなく、基礎の外周部の立ち上がりと底盤部をスタイロフォームで断熱しています。