上棟

昨日、富士宮の住宅が上棟しました。天気予報では午後に小雨や雷雨の予報を出しているところもあったので心配でしたが、何とか一日持ちこたえました。良かった!
土台が据え付けられた状態から一日で屋根まで。一日中立ち会っていると(ただただ見ているだけで何か手伝えるわけどもないのですが)職人さんの手際のよい無駄のない動きにただただ感心させられます。

 

道具を知ること

敷地の模型を作製中です。模型は完成模型だけでなく計画の様々な段階で作ります。独立してから20数年が経つので、作った模型は…数えきれません。しかし不思議なものでカッターで手を切ったことは一度もないんです。オープンデスクやアルバイトで学生が来た時も、まずはカッターの使い方を必ず教えています。何でもそうなんですが、道具の使い方を知ると、きれいに作れるようになるし早く作れるようにもなります。そしてケガの予防にもなります。道具のことや使い方を知ることは「ものづくり」において大切なことだと思います。

浴室に木を使う

浴室に木を使う際、一番選択が難しいのが窓枠の下枠部分です。我が家は子供が入浴中に窓枠に乗ったり座ったり、おもちゃを置いたりするのでちょっと心配はしていましたが、1年以上経過した枠廻りの写真ですが、特に黒ずんだりシミになったりはしていません。
岩川アトリエでは、浴室で木を使う場合、
青森ヒバの赤味材を使用し撥水などの処理は一切しない無塗装の仕上げにすること、浴室の換気扇を24時間換気の出口にすること、・・・、・・・などを基本にしています。

木製建具の微調整

静岡市では3日(金)からずっと雨が続いていましたが、今日は午前中久々に富士山が見えています。
まだ竣工1年余りの我が家では、雨が1週間以上も続くと、木製引き戸の動きが重たくなってしまいます。木製建具の場合、竣工後1,2年の間は、湿気の多い日が続くと室外側の木が水分を吸収して木が外側に膨らんでしまい動きが悪くなることがあります。そしてひどい場合は削るなどの微調整が必要になることもあります。2年くらいすると木の乾燥も落ち着いてきますので、建具の調整の頻度も少なくなります。
1日2日の雨なら雨が止めばまたすぐ元通りに戻るので、なるべく削ったりせず様子見をすることが多いのですが、ここまで雨の日が続いてしまうと、ずっと重たい状態が続いて生活に支障が出てしまうので、今回は10日(金)に玄関の引き戸の調整を建具屋さんにお願いすることになりました
職人さんは経験を頼りに2年後3年後のこともイメージしながら削りすぎないように微調整をしてくれています。

アトリエ

アトリエの表札がぎりぎり年内に間に合いました。自邸の手摺りや引手などを作製してもらったアトリエ空の柴崎さんに、年末の忙しい中、取り付けていただきました。雨にあたらない場所なので鉄の素材感がでるように、鍛造に蜜蝋焼き付け仕上げとしています。これでよい年を迎えられそうです!

アトリエ空

宮古島旅行記04

災害時のトイレ

今回泊まった宿はリーズナブルな価格の宿には珍しく、便器にはタンクレスでウォシュレット一体型のネオレストが設置されていました。停電時でも手動レバーが備え付けられているので使えるのですが、災害時、特に夜にその使い方を調べるのは一般の方には少しハードルが高いのかなと思ったり(携帯などの通信も停電で繋がりにくくなるので業者に相談するのも実際には難しい)、停電が長引くと乾電池が必要になることなどもあり、このタイプの便器は災害時の使い方などをしっかりと施主に説明した上で採用しないといけないなあと思いました。

最近は住まいにトイレを2か所設置するのが当たり前になっていますが、停電時のことを考えると、そのうちの1台はシンプルなタンク付で排水レバーの付いている便器を選択するよう施主に勧めること(今までも勧めてきましたが)設計者としては大切だなあと、実際の災害に身を置いてみたことで改めて強く感じました。

停電時のトイレの使用について(TOTO)

おれっちあたしっち その80

完成写真その5

2階スキップ部の出窓を見る。出窓は周囲の2階建て屋根より頭が少し出ているので、晴れた日には窓から富士山を望くことができます。スキップ部は2階より1.15m上りになっていますが、その下の2階続きで出し入れできる床下収納の使い勝手や、2階と一体の空間にしたいこと、階段が2階で邪魔にならないようにしたいなど、総合的に検討してこの高さにしています。使ってみると細部において少しの高さの修正は必要ですが、このくらいの高さが違和感なく一つの空間として感じられるなあと思っています。

出窓脇に設けたボックス席。本を読んだり、仕事をしたり、勉強したり、ゆるく区切られた少しだけ(視覚的に)一人になれる空間。

おれっちあたしっち その79

完成その4

キッチンはシンクとコンロを別にしたⅡ型にしています。コンパクトにしても動線が短くなるのでカウンター作業台を広くとれるのが特徴です。カウンターの高さは、高い方が使いやすいシンク側と、低い方が使いやすいコンロ側で高さを変えています。こういう配慮を無理なくできるのもⅡ型のメリットです。正面に見えているのは畳の間への給仕口です。

シンク部は対面式になっていて、シンク右側には食洗器や電子レンジなどを置く棚を隣接しています。

おれっちあたしっち その78

完成写真その3

2階南側を見た写真。左側(東側)が畳の間で窓からは安東川を眺められます。右側(西側)がキッチンとダイニングです。

2階スキップフロアからの見下ろし写真。スキップーリビングー畳の間が勾配天井でゆるやかに繋がっているのがわかります。床はサワラの厚板、天井は青森ヒバです。