宮古島旅行記09

旅の終わり

帰る前にシーサーの滑り台がある公園で1回でいいから滑りたい、という子供のリクエストに応えて立ち寄った、高台にあり市街地を一望できる「カママ嶺公園」、子供だけではなく大人にも気持ちのいい公園でした。子供にお願いとせがまれなければ行かなかっただろう場所であり、見れなかっただろう景観。家族旅行にはひとり旅とは違った楽しさ発見があります。

旅の最後は、家族全員の意見が一致、温泉。宮古島温泉で疲れを癒してから空港へと向かいました。入口はどこか台湾を思わせるような雰囲気ですが、中は銭湯っぽくて、こじんまりとしていて、南の島っぽくないところが良かったです。あとは帰ったら寝るだけです!

「宮古島温泉」

宮古島旅行記08

ふたたび海へ

着替えの心配もなくなり、6,7日目は連続して海で初心者シュノーケリングを楽しみました。カクレクマノミの家族を5組も見ることができました。ここの海岸は干潮時は初心者や小さな子供連れの家族にも楽しめます。

場所は秘密です!調べるとすぐにわかりますが…。

宮古島旅行記07

大事件発生

4日目の夜、スーツケースの鍵がないことに気づきました。チェックアウト済みのゲストハウスにも連絡しましたが見つかりません。砂山ビーチでポケットに入る砂をはらっているときにどうやら砂と一緒に落としてしまったようです。

そのスーツケースにはすべての着替えが入っていました。

深夜から翌朝にかけて鍵を開けてくれるところ探しです。ネットはすごいですね!、見つけました「堀川金物店」。宮古島旅行中にもし鍵を紛失したら、まずはここに連絡してみてください。琉球銀行の裏側、カエルのマークが目印です。10分くらいで見事に解錠してくれました。これも旅が終われば良い思い出になりそうです。

「堀川金物店」 0980-72-2134

宮古島旅行記06

オオコウモリに遭遇

宿近くのフクギの木にオオコウモリを発見しました。「ほんとにコウモリ?」と目を疑うほどのあまりの大きさで…顔を見ると犬なのか、子熊なのか、キツネなのか、目がぱっちりしていて何とも可愛らしく…大きさも猫くらいの大きさで…羽を広げて飛んでいるときは1mくらいはあるのではないか思うくらいデカく…黙々とフクギの実を食べていました。

ヤエヤマオオコウモリというそうです。夜も同じフクギの木の周りをバッサバッサと飛んでいて、夜に遭遇した時はさすがにビクッとしました。とにかくデカい!バットマンかと… 

今日からの3泊は「あがりの宿 さんさーら」に変わりました。ここは子連れにやさしく、食事も家庭的でおいしかったです。子ども連れにはお勧めの宿です。

「あがりの宿 さんさーら」

宮古島旅行記05

海へ海へ

停電開けの宮古島最初の朝は快晴です。朝食は宿の近所の「魚幸」という早朝から営業しているお弁当屋さんで、100円そばとジューシーおにぎりをいただきました。ここのそばは激安の上になかなかの味でした。

3日目、4日目ともに午前中は天気が良く、池間島のフナクスビーチ、砂山ビーチ、舞浜ビーチとビーチのはしごで泳ぎました。台風の影響でやはりまだ少し波が高かったため、砂山ビーチでは波打ち際でバシャバシャ遊ぶ程度だったのですが、この事がのちの大事件を引き起こすことになりました。(この時はまだそのことに気づいていません)

宮古島旅行記04

災害時のトイレ

今回泊まった宿はリーズナブルな価格の宿には珍しく、便器にはタンクレスでウォシュレット一体型のネオレストが設置されていました。停電時でも手動レバーが備え付けられているので使えるのですが、災害時、特に夜にその使い方を調べるのは一般の方には少しハードルが高いのかなと思ったり(携帯などの通信も停電で繋がりにくくなるので業者に相談するのも実際には難しい)、停電が長引くと乾電池が必要になることなどもあり、このタイプの便器は災害時の使い方などをしっかりと施主に説明した上で採用しないといけないなあと思いました。

最近は住まいにトイレを2か所設置するのが当たり前になっていますが、停電時のことを考えると、そのうちの1台はシンプルなレバー式の便器を選択するよう施主に勧めることも設計者としては大切だなあと、実際の災害に身を置いてみたことで強く感じました。

停電時のトイレの使用について(TOTO)

宮古島旅行記03

停電中の宮古島

2日目の夜8時過ぎ、機内窓から見る明かりのない島の景色に台風の傷跡を感じながら、やっと宮古島に上陸することができました。空港は非常灯がついてましたが、島内は発電所付近の一部の市街地を除いて停電中で、懐中電灯の明かりでレンタカーの手続きをし、信号の消えた暗い夜道を宿に向かうことになりました。カーナビを見ているので道は合ってるのだけど、真っ暗でどこを走っているのかよく分からない、ちょっと不安な感覚、明かりのついているエリアを走っているときのちょっとだけホッとするような安心感、明かりに人の気配を感じていたのかもしれません。

市街地から少し離れた宿はやはり停電中で、電気のない生活を離島にて体験することになりました。蒸暑い寝苦しさのあまり夜中に外に出ると、雲の切れ目から見えるきれいな星空と草むらを舞うホタルに逆に癒され、後で思い返せば、きっと思い出深い旅になるんだろうなあ…と思ったり…。朝方、発電所から近いこの建物は何事もなかったかのようにポッと明かりがつきました。

今回泊まった宿は、まだオープンから3か月ほどの新しいゲストハウスで、この日宿泊予定だった来間島の宿が台風の被害で当日キャンセルになってしまったため、泊めていただけないかと相談したところ、停電のなかでも部屋の準備をしてくれて、予約をしていなかった自分たちを受け入れてくれました。真っ暗な中でも温かい気持ちになれたのは、やはり人の温かさに触れたからなのだろうなあ。
砂山ビーチ近くに立地するお薦めできるゲストハウスです。

ゲストハウス コア

宮古島旅行記02

王蟲

宮古便の欠航により急遽滞在になった那覇、那覇市内も台風の影響で暴風と強い雨が突然吹き荒れる天気でしたが、ゆいレールで遊覧したり、沖縄県立博物館に「ジブリの大博覧会」を観に行ったり(王蟲の模型が観れただけでよかった)と、予定外だった沖縄を楽しみました。

天然温泉「りっかりっか湯」で疲れを癒し、ぐっすり寝て、予定がはっきりしない明日に備えます!

沖縄県立博物館・美術館

宮古島旅行記01

台風13号

9月5日~11日まで遅い夏休みをとり、宮古島へ行ってきました。しかし出発の日は台風13号が宮古島に直撃した日で、この日の宮古便はすべて欠航、那覇経由の乗継便であったため那覇まではかろうじて辿り着くことができました(午後からの便は那覇行きも欠航になりました)。ここで人生初の振り替え便。振り替え便の予約は先着順ということを知らず、そのことを知ったのが少し遅かったため、翌日の便は午前から午後まで昼間の便はすべて埋まってしまっていて、一番早い便で夕方の便(この時点では予約便が飛ぶかはまだ決まっていない)ということでした。振り替え便の予約を済ませ、ひとまず那覇にてホテルを探して急遽1泊することになりました。明日着けるかまだ分からない状況、波乱の旅のはじまりとなりました。

13.自然と人との関わり

1枚目の写真はイタリア・アンコナの写真です。アンコナはマルケ州アンコナ県の県都で、アドリア海に面した港町です。港からは対岸のクロアチアやギリシャへの客船も出航しています。アンコナ港から丘を上り中心街の大通りを南東に抜けるとそこは丘の終点で断崖になっていて、前面には広大なアドリア海が広がっていました。
崖を降りてみると、色とりどりの木製の観音扉が海岸線に沿って数え切れないくらい並んでいました。その扉の中はそのひとつひとつがトンネル状の穴になっていて、舟が納まり、扉を開きそのまま前進すると入水できるような、非常にシンプルでダイレクトな構造になっていました。

2枚目はブータン・パロのタクツァン僧院の写真です。そこはチベット密教最大の聖地といわれ、断崖絶壁のすごい場所(標高3100m)にありました。遠くから眺めていた時もすごい場所だなあと思っていましたが、近くで見たときの方がそのリアルな地形を目の当たりにし、より、そう実感したのを覚えています。

アンコナで観音扉の列を見たときは「何だ?何だ?」という感じで、街を散歩しているときに新しいものを発見した時のような身近な感覚でしたが、タクツァン僧院では(チベット密教のことを少し頭から外せば)、「えーっ!おーっ!何でここに!」という感じで圧倒され、その印象は全く違ったものでした。

両者に共通している点は自然と人が向き合っていること、そして自然との関わりの上に建築が成り立っているということだと思います。そしてこのことは自然と人との関わりに建築の出発点があることを教えてくれているように感じました。