手すりの形

手すりの形状を検討するために、スタイロフォームを使ってサンプルを作りました。

スタイロフォームは、本来は住宅の一部に使用される断熱材ですが、模型の材料としても重宝します。ヒートカッターでスパッとまっすぐ切れると気持ちがいいんですよね・・・

今回はスチールの手すりの材料

棕櫚箒(しゅろほうき)

ある日の夜、自転車で徘徊していたら遠くに素敵な感じの明かりが見えて近づいてみると、老舗の箒店でした。

自分では写真を取り損ねたので、twitterから店主が掲載している画像を引用させていただいています。

外にはたくさんの竹箒が整然と並べられ、店内にも様々な箒が壁に掛けられています。古道具を集めたようなインテリアも見ているだけで楽しく、これはいい店を発見したと思っていたら、たまたま職人さんが奥から出てきて種類の違いや使い方を説明してくれました。

よく見かける毛の部分が少し緑がかった江戸箒(モロコシ箒)は、ホウキモロコシというイネ科の植物から作られていますが、こちらのお店にはヤシ科の棕櫚(しゅろ)を使った棕櫚箒がたくさん置いてあります。


モロコシ箒はざっざっと外にホコリを掃きだすのに向いていて、比較的毛がへたりやすいですが、棕櫚箒はホコリをたてずに集められて、一生に3本あればいいと言うほど長持ちするそうです。しかも無垢のフローリングや畳に使用すると、繊維で磨かれて木や畳表にツヤがでてくる、床を育ててくれる箒とのことでした。

これまで箒について意識したことは殆どありませんでしたが、これは是非とも欲しい!と思い後日購入しました。


現在の私の住まいは床が合板のフローリングなので、床用にはもったいないと思いテーブル用に小さめのものを選びました。これは、棕櫚の繊維を水で手洗いして、編んで作るのだそうです。手を動かしていモノを作り出す職人さんには本当に頭が下がりますね・・・。これから机の上は綺麗に整頓して、箒で綺麗に保ちたいと思います!

スタッフA

オリーブの実

今年は鉢植えのオリーブに実がなりました。オリーブは自家受粉しない品種が多いそうなので驚きました。この木の品種は分かりませんが、どこか他のオリーブを育てているお宅から花粉が運ばれてきたのかも…と思うと、改めて自然の成り立ちって凄いな~と感じます。

夏休み その2

富山の海を満喫した後、無人駅からローカル線に乗り、高岡市へ向かいました。

高岡市は伝統産業が盛んな工芸のまちです。駅から20分程度歩くと、古い町並みに出会います。

国の保存地区に指定されている通りもありますが、それ以外の場所でも、外壁がよろい張りや、銅板葺きになっている伝統的な家をよく見かけました。緑青のふいた銅板の壁に、木製の格子窓が入った家は、「古い」というマイナスの印象は全くなく、年月を重ねた美しさを放っていました。きっと住まい手も長い間大事に手入れを続けてきたのだと思います。

スタッフA

夏休み その1

先月は少し早い夏休みをいただいて、富山に行ってきました。去年に引き続き2回目の訪問です。

前半はヨットでのクルージングとお祭りレースへの参加です。うっすらと見える立山連峰を背景に、富山湾でのんびりセーリングしてきました。運よくいい風が吹き、風上に向かって心地よい速度で海を走っていきます。

「富山の水は世界一美味しい!」と海洋冒険家の白石康次郎さんも言っていますが、水、そして何と言っても魚が美味しいです。(そのため陸の近くには漁業の網が大量に張ってあり、気をつけないと船を引っ掛けてしまいます!)

将来は富山に住むのもいいなぁ…なんて妄想してしまいました。

スタッフA

近所の公園を散歩中に見つけた花です。何気なくパシャっと撮りましたが、綺麗に写りますね・・・!!?iphoneのカメラです。

半年前にやっとスマートフォンにしてから、写真を撮る頻度が増えました。これからの季節は色鮮やかなアルバムになりそうで楽しみです。

スタッフA

帆船みらいへ

天気の良かったこの週末は、横浜港の大さん橋で帆船「みらいへ」に乗ってきました。日本で唯一一般の人が乗ることの出来る帆船で、かつては世界一周も航海しています。(他の帆船は船員養成のための実習船なのでなかなか乗れません…) 近くで開催されていたマルシェに合わせて、船内の一般公開と体験航海を行っていました。

大さん橋横にある浮桟橋から出航して、1時間半ほどの航海です。今回は体験なので機走(エンジンで走ること)なのですが、途中で参加者が協力してロープを引っ張り、一番大きいセール(帆)を上げました。エンジンの出力を少し落とし、風と海を肌で感じる時間を楽しみます。デッキではチークの床に子どもが寝転がって日向ぼっこをしています。上空に遊びに来たカモメを目で追ったり、光る水面を眺めていたりすると時間が過ぎるのはあっという間です。後半風が強くなってくると、セールが風をはらんで船体が傾き、若干スピードが上がったような感じがしました。

船内のメスルーム(食堂)です。写真だと特に窓の形以外は普通の建物のように見えます。跳ね上げ式のハッチが付いているためか、船の丸窓が切り取る景色は独特の風情があります。(住宅にも採用してみたいですが、なかなかそんな機会はないですね。。)

他にもキャビン(寝室)やブリッジ(操舵室)を見学し、無事元の岸壁に着岸したら1時間半の体験航海は終了です。天気に恵まれて気持ちの良い時間を過ごせました。ちゃっかり体験航海を楽しんできましたが、実は一般公開中にメスルームで行っていた展示(岩川アトリエの展示ではないですよ)の案内係で参加していたのでした。何の展示かはまた改めてご紹介したいと思います。

スタッフA

スタッフブログ 始めます

初めまして、岩川アトリエのスタッフAです。

これからブログにも登場させていただく事になりました。記事の内容は基本的に何でもOK・・・ということで仕事の内容に拘らず、スタッフAからの視点であれやこれやと綴っていきたいと思います。

すっかり暖かくなってきましたね。春が来たなぁと感じる瞬間は人それぞれですが、私の場合はベランダに猫の出現頻度が増えた時です。2階にある自分の部屋から、ベランダや下屋に遊びに来る猫の姿がよく見えます。冬は日の出が遅いので朝の時間帯に来ることは稀だったのですが、春になると朝から日差しが届いて床が暖まるからか、よくトタン屋根の上にどっしりと座っているのを見かけます。

出現率No.1のトラ猫です。貫禄のある後姿で朝からいい場所を陣取って昼寝(朝寝?)しています。野良猫とは思えないほど毛並みがよくフサフサです。他に2匹よく遊びに来る猫がいて、多いときには同時に3匹がベランダに座っていたりします。ちなみに夏が来る頃にはまた見かけなくなるので、いい避暑地が近くにあるんでしょうね。

人間ももっと気軽に居場所を転々としながら生活できればいいのになと思います。

スタッフA