外構工事が始まりました。
まだ内装工事が継続中のため、外構工事は2段階に分けて行われることとなりました。玄関廻りを早く決めたいため、まずは玄関にからむアプローチの階段から始め、職人さんの出入りや建具などの搬出搬入、車両の駐車などを考慮して、廻りの土間などは玄関廻りが仕上がってからの工事となります。
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外構工事が始まりました。
まだ内装工事が継続中のため、外構工事は2段階に分けて行われることとなりました。玄関廻りを早く決めたいため、まずは玄関にからむアプローチの階段から始め、職人さんの出入りや建具などの搬出搬入、車両の駐車などを考慮して、廻りの土間などは玄関廻りが仕上がってからの工事となります。
バルコニー手摺り
2階バルコニーに縦格子の手摺りが施されました。縦の格子は正面から見ると視界が開けますが、少し斜めからや横から見ると格子によって視界が遮られます。これは室内の窓からは外の景色が見えるけれど、外部からは正面から建物を見ないかぎり室内が見えないことを意味しています。実際、道行く人が立ち止まって他人の家の窓の方をじっと見ることは、日常生活ではあまり考えられないことなので、プライバシーを確保しながらも景色を取り込みたいというケースには、縦格子は非常に有効な手段になります。また小さいお子さんがいて安全対策が必要な場合にも、格子が縦のため足を掛けたりしてよじ登ることができないので、非常に効果のあるデザインと言えます。
外構打ち合わせ
外構工事の打ち合わせです。天気の悪かった10月の影響で、どこの現場も外構工事がかなり遅れているいるようです。天候次第のところがある工事なので仕方ないことですが、そんな中、他の現場とスケジュールを調整しながら工事を進めていただくこととなりました。職人さんと図面を見ながら各部の仕様、レベルや細部についてひとつひとつ確認していきます。
先週末、静高の関東交流会に参加しました。高田馬場で静岡おでんのお店「ガッツ」をやられている店主の発案で行われた第1回目の交流会という飲み会で、現役の学生から71歳の大先輩までが集まって楽しい会でした。同級生の子供が後輩として参加していたり・・・。もう30数年経ってるんだなー。
足場
足場が取れました。周りとのバランスはちゃんと取れているのだろうか?素材や色の選択は間違っていなかっただろうか?と建築家としての思いもありますが、やっと全体の姿が見える、晴れ晴れしい瞬間であります。ご近所の方や道行く人々には初めてのお披露目になるので、道行く人の反応についつい目がいってしまいます。
雨樋
雨どいが取り付きました。雨どいはタニタのレクガルバを採用しています。雨樋が付くと足場が取れるのはもう直ぐです。
屋上のウッドデッキ
屋上にはウッドデッキを敷いていきます。屋上は水勾配(写真で右から左へ)があるため、束の高さを一箇所一箇所微調整をしながら大引きが水平になるように設置していきます。デッキ工事ではこれが一番大切で時間のかかる作業です。デッキ材は水や虫に強いサイプレス(オーストラリア檜)、ビスは硬く高耐候のステンレス製のデッキビスを使用しています。
静岡の家case008の撮影
お天気にも恵まれ、延び延びになっていた「静岡の家case008」の撮影です。建築写真家の畑亮さんに撮っていただきました。半年ぶりの訪問になりましたが、庭の片隅にしつらえていた小さな菜園場も活用されていました。この夏はトマトやオクラやさつまいもを植えていたようです。朝から夕方までの一日の撮影の中で、日々の生活も感じることができ、楽しい時間ともなりました。写真の方は後日HPにてアップしますのでお楽しみに。
塗装下地
階段の手摺り壁は全面に寒冷紗パテを施しています。石膏ボードが下地の場合はボードのジョイント部分に行いますが、今回の手摺り壁はラワンベニヤを重ね合わせることで構成しているため、クラック防止と表面を平滑にするために全面に施しています。
静岡展の新しい試しみとして、住まい巡りツアーを先週の土曜日に開催しました。自由工房、鍋田さつき、ナカノ工房、と岩川アトリエのそれぞれの住宅を一軒ずつみて回りました。建主さんのお話も聞けて、なかなか貴重な時間でした。来年以降もぜひ開催していきたいと思います。