外壁の左官下地
空気層の上に荒板を張った状態。この上に左官工事をしていくのですが、この状態の佇まいが好きです。次の工程に入る前の短い期間しか見れないのと、足場に囲まれていて全体を見渡すことができないのが残念です。
岩川アトリエ一級建築士事務所が運営しているブログです。
外壁の左官下地
空気層の上に荒板を張った状態。この上に左官工事をしていくのですが、この状態の佇まいが好きです。次の工程に入る前の短い期間しか見れないのと、足場に囲まれていて全体を見渡すことができないのが残念です。
青森ひばのスリット材。さりげなくスーッときれいに納まっています。こういう一見造り手の苦労が見えてこないようなスッキリとしたデザインは、実は、建築家のデザイン力や大工さんの丁寧な手仕事と技術があるからこそできています。それをあくまでさりげなく!
階段の全容が見えてきました。タモのオイル塗装を自分でしたせいか、いつもよりいい出来に見えるのは気のせいでしょうか?
リベット接合
スチール手摺りの手で握る手摺りとなるバーと、それを壁に取り付けるためのブラケット部分をリベット接合にて固定する加工を、家族で手伝ってきました。手摺りのバーに穴をあけることから始まり、その穴に深さよりも少し長めに切断した丸棒のリベット部を差し込み、その出っ張りをハンマーで叩き潰すまで、すべての工程でお手伝いしました。
家族みんなの記憶に残ればいいなと思っています。
書斎コーナー
2階家族室からスキップで上がったところ、富士山が見える出窓に隣接したコーナー。家族室全体を見渡せるこのスペースは、母の書斎として、子供の勉強机として、そしてその他いろいろな使われ方を想定しています。
ひな壇から上の階段上部の施工が始まりました。5段目からは、支柱を立ててささら桁を掛け、段板を取り付けていきます。5~9段目は支柱を起点にしたらせん階段、10~12段めはささら桁による直階段になります。これから12段目をささら桁に取り付けるところです。
支柱、ささら桁、段板はすべてタモの無垢板です。
階段の施工中。踊り場になる4段目を取り付けているところです。4段目まではひな壇の形状となり、5段目から上は半らせん階段となります。真ん中の長方形の穴には階段の支柱がささり、その左の正方形の穴は床下収納の収納口にり・・・まだ分かりにくいですね。
階段手摺の打ち合わせ
今までの打ち合わせで決まった形。アトリエ空の柴崎さんがおこしてくれた原寸のスケッチを見ながらデザインの最終確認。端部の終わり方をどうするのか、木の手摺りや家具とのデザインの関係性、取り付けのこと、輸送のこと、などなど、ひとつずつ確認していきす。
手すりの形状2
今回は16mm × 32mmのスチール(左から2番目)をベースに階段の手摺りを作ることに決めました。他の木の手摺りとのバランスを考えて少し細めの手すりとしました。これから作家さんとデザインを詰めていきます。
木製建具の敷居部分の写真。赤味の色の部分が敷居で、黄色っぽい縦に伸びた板が縦枠になります。外部で木製建具を使う場合には、敷居には必ず鋼板を巻きます。鋼板を折り曲げて立ち上げるのですが、その部分が出っ張らないように縦枠に溝を掘っています。こうすることで、雨水が縦枠と敷居の間に吸い込まれるのを防ぐことができるのと、縦枠を流れ落ちてきた雨水が鋼板の下に入り込むのを防ぐことができます。