木の家
新しく木材が現場に納まられています。これらはすべて1階の南側開口部で使われる木材だそうです。かたまりで見ると結構な量ですね。
岩川アトリエ一級建築士事務所が運営しているブログです。
木の家
新しく木材が現場に納まられています。これらはすべて1階の南側開口部で使われる木材だそうです。かたまりで見ると結構な量ですね。
木部の塗装
今回は自邸ということもあって塗りつぶし以外の塗装はすべて自分でやることにしています。やってみると塗ることより養生する作業のほうが大変です。
日頃は事務所でためし塗をしてどの塗料で塗るかを指示していますが、実際に広い面を塗ってみると、塗料の特性がより見えてきて、この塗料はこういう部分には適さないなとか、これは試しで塗るときれいだけど実際にきれいに塗るのは難しいなとか、いろいろな発見があります。よい経験になりそうです。
青森ひば
2階天井の青森ひばが貼られたことで、2階は急に空間らしくなってきました。ひばの香りも心地よく漂っています。
1階室内の建具枠
引き戸の建具枠が組まれました。戸袋になる部分なので鴨居は壁の中に入っていく納まりになっています。ほとんどが壁の中に隠れてしまい見えがかりはすっきりとしたものになりますが、そのための枠の組み方は複雑になっているところを見ることができます。
オイル塗装
今回の工事では自邸ということもあり、オイル塗装部分は屋根の軒天井部以外はすべて自分で施工します。自分で塗装するとその塗料の特性や木の材種との相性など、頭で分かっていたつもりのことも、実際に現場で体感することで、実際の確かなものに変わっていくような気がします。
階段室のハイサイドの開口部枠が施されました。室内側にヒバ材、外部側にヒノキ材を使用しています。2階のリビングに北西側の里山を取り込む、このいえでは重要な窓になります。
荒板
左官外壁の下地となる板(荒板)が現場に納品されています。下地材なので左官材が塗られてしまえば見えなくなってしまう材料です。荒板が施された状態の外観は何とも言えない存在感があって好きな行程なので、その写真はまた必ずアップしたいと思います。
出窓
出窓部分の枠廻りが終了しています。これらはすべて大工工事で、タモの無垢板を加工したベンチの座面や背もたれなどもできています。2階から少し上がったところに設けているので、窓からは富士山を望むこともできます。
軒
軒天井(杉板)が設えられました。今回は少し濃いめの色で着色しています。軒ができると、建物がグッとしまって見えてくるから不思議です。
ハーフユニットバス
ハーフユニットバスが据え付けられました。浴室を1階に設置する場合は在来で(ユニットは使わない浴室)設えることが多いのですが、今回は予算の関係でハーフユニットを採用し、浴室ドアも標準仕様のものを取り付けています。安普請にならないように壁と天井は青森ヒバで仕上げます。ハーフユニットは壁や天井やドアなどの仕上げを自由にできるところが魅力です。