「向ヶ丘の家」の階段
小さな住宅のためのコンパクトな半螺旋階段。通常階段には1,2階ともに1坪の床面積が必要なのですが、この階段は下半分の螺旋階段(スチール)と上半分の直線階段(木造)を組み合わせることで、1,2階とも3/4坪のスペースで階段が成立しています。1,2階合わせると0.5坪ですが、この0.5坪が狭小住宅には大きいのです。ちなみにこれは畳で1畳、トイレのスペースが確保できる広さです。
小住宅では階段をどう配置し、どうつくるかということが、空間成立のカギとなります。
岩川アトリエ一級建築士事務所が運営しているブログです。
「向ヶ丘の家」の階段
小さな住宅のためのコンパクトな半螺旋階段。通常階段には1,2階ともに1坪の床面積が必要なのですが、この階段は下半分の螺旋階段(スチール)と上半分の直線階段(木造)を組み合わせることで、1,2階とも3/4坪のスペースで階段が成立しています。1,2階合わせると0.5坪ですが、この0.5坪が狭小住宅には大きいのです。ちなみにこれは畳で1畳、トイレのスペースが確保できる広さです。
小住宅では階段をどう配置し、どうつくるかということが、空間成立のカギとなります。
これから不定期ですが、岩川アトリエでデザインしたものを簡単な解説付きでアップしていきたいと考えています。HPだと腰が重くなるところですが、ブログだと気軽な感じで少しずつできそうな気がします。まずは「住宅の階段」から始めてみようかと思っています。
ものさし
大工さんが現場で描いた木製建具の木枠のための原寸メモ。事務所で描いた枠詳細図通りの納まりで鴨居の溝などの位置も記されています。
ヤマザクラやコナラの木の皮にコケが生えています。遠景ではコケしか見えませんが、近づいていくと白い斑点が見えてきました。そしてさらに表皮ぎりぎりまで近づいていくと小さな小さな白いきのこが現れました。その佇まいがかわいい。
防虫網
外壁の通気層の端部(通気の出入り口)には虫が通気層内に入らないように防虫網を取り付けます。写真の黒い棒状のものが防虫網で、四角い柱状の穴が開いています。空気は通すが虫は通さず、そして最近頻発するゲリラ豪雨などの時の吹き上げによる雨水の浸入も防ぎます。
「ル・コルビュジエと前川國男」展
前日のゲリラ雷雨の影響なのか?、夏休み中の日曜日の割にはすいていて、ゆっくりと見ることができました。展示規模・内容ともにちょうどよく、分かりやすく見やすい展示でした。このくらいの情報量の展示、好きです。前川國男邸の見学は初めてではなかったですが、展示を見てから実作を見れるのは贅沢な企画だと思います。
特別展「世界遺産登録記念 ル・コルビュジエと前川國男」:9月10日まで
ゲリラ雷雨
夕方、急に雲行きが怪しくなり雷が鳴りだしたなあと思っていたら、あっという間に嵐に。霧、雷、風、雨が半端なく、ひょうも降ってきて、室内にいても怖さを感じるほどでした。行く予定だった「たまがわの花火大会」は雨天決行ということでしたがさすがに中止。この夏のメインイベントだっただけに…へこみます。
ロックウール
ロックウールは防音性能が高いので浴室やトイレなどの隣室との間の壁内に入れていきます。音が隣室に響くのを抑えるためです。
沖ノ島(館山)02
自然がつくる形がなんとなくわざとらしいというか、人為的に見えてしまうことがたまにあるのは、逆に人間の方が自然の形から発想を得ているからなのだろうなあと、ふと思ったりする。
ちなみに沖ノ島は日本のサンゴの北限なのだそうです。(ビックリしました)
沖ノ島(館山)01
砂浜で陸続きにつながった島で、砂浜の先に小さな森が浮かんでいます。ちょうど干潮時に行ったこともあり砂浜部分の露出も多く、その砂浜を挟んで海水浴客でいっぱいでした。砂浜の両側で泳ぐという光景は新鮮でした。
島というよりは海水浴場の印象があまりにも強く残りすぎたので、今度は寒い時期にもう一度訪れてみたいです。