やっと玄関が完成しました。土曜日の見学会には間に合いそうです。
しぞーかの家 case008 見学会
それいゆギャラリー 第150回展示
それいゆギャラリー 第149回展示
ガルバリウム鋼板角波の外壁
外壁にガルバリウム鋼板の角波を初めて採用。角波は黒沢隆研究室(修行時代)在籍時にはよく使っていた外壁の仕上げです。ガルバリウム鋼板はコスト削減のために採用されることが多いと思います。そこでひとこと。2階建てや3階建ての場合、鋼板を継接ぎをしているケースをよく見かけますが、継ぎ目なしの一枚の鋼板(長尺物)で仕上げるだけで品のある外壁になります。ガルバリウム鋼板の外壁は安普請に見えると抵抗感のある人は参考にしてみてください。
押入内部の仕上げ
押入内部の仕上げには杉材を使っています。杉には優れた調湿作用に加え、防虫効果や防臭防カビ抗菌作用もあるので収納壁には最適な材料なんです。
節ありの薄板なので材料代もそれほど掛かりませんよ。
チラシ
現場にやっとチラシを設置。置こう置こうと思っていながら、なかなか重い腰が上がらず、結局工事も後半に入った今頃になってしまった。
工事はあと2ヶ月とちょっと・・・
ハトの巣
秋に入り、実家の庭木にハトが巣をつくっていましたが、いつの間にか留守宅に!オスメスが交互に巣を守っていたけど・・・
雛は一度も見ていない気がする。
それいゆギャラリー 第148回展示
05.佇まいの蓄積
1枚目の写真はオランダ・ロッテルダムの集合住宅の写真です。街路に対して玄関が3つ並んでいます。違和感なくさりげなく佇んでいます。しかしよく見てみると真ん中のドアの向こう側はどうなっているのでしょうか?
倉庫なのでしょうか? いや、住所があるから住居でしょう。中に入ると直に階段があって2階でまたいくつかの住戸に分かれているのでしょうか? それとも2階に内玄関があって一戸の住居になっているのでしょうか?? 中に入って確認できるわけではないのですが、頭の中のイメージはどんどんと膨らんでいきます。
2枚目の写真は桜の写真です。太い幹に咲いた桜です。一見「えっこれが桜?」と思うかもしれません。桜というとどうしても勢いよく伸びた枝先に満開に咲いた一面さくら色の情景をイメージしてしまいますが、少し視点を変えてその太い樹幹に目をやると、思わぬところに桜の花びらを見つけることができます。
荒々しい樹皮に咲く愛くるしい桜の花。その姿はまるで美女と野獣といった感じです。全体の美しさに気をとられてしまい、ついつい見落としてしまっていますが、これもれっきとした桜のありさま、佇まいなのです。
日頃何気なく目にしている風景や身の回りのモノですが、先入観を持たないで見たり、またイメージを膨らませて見ることによって、少し違った佇まいが見えてきます。そういったモノを記憶しておくこと、つまり佇まいの蓄積を大切にしています。それはきっと建物をつくるときに役立つはずだから。