「紅葉を見たい」と急に思いつき決行した平日の半日トリップでしたが、なかなかのいい気分転換になりました。平日は人も車も少なくていいですねー。あいにくの曇り空で写真だと分かりにくいのですが、山全体が色づいていてとてもきれいでした!
沖ノ島 館山02
沖ノ島(館山)02
自然がつくる形がなんとなくわざとらしいというか、人為的に見えてしまうことがたまにあるのは、逆に人間の方が自然の形から発想を得ているからなのだろうなあと、ふと思ったりする。
ちなみに沖ノ島は日本のサンゴの北限なのだそうです。(ビックリしました)
沖ノ島 館山01
沖ノ島(館山)01
砂浜で陸続きにつながった島で、砂浜の先に小さな森が浮かんでいます。ちょうど干潮時に行ったこともあり砂浜部分の露出も多く、その砂浜を挟んで海水浴客でいっぱいでした。砂浜の両側で泳ぐという光景は新鮮でした。
島というよりは海水浴場の印象があまりにも強く残りすぎたので、今度は寒い時期にもう一度訪れてみたいです。
08.人の生活が主役 ― タイで見た市場 ―
1枚目の写真はタイの市場です。以前TV番組の「世界の車窓から」に取上げられていたのを見て一度訪れたいと思っていた場所です。バンコクからローカル線を乗り継ぎ終点の駅メークローン。その駅前の市場は線路の部分を通路に見立てその両サイドにずらりと商品が並んでいました。
仮設のテントが線路の上まで伸び、暑い日差しを遮り、雨が降っても気にせずに買い物ができます。そして線路のレールが綺麗に通路と商品陳列の境界になっていることで場に秩序や落ち着きを与えているように感じ、この線路が現役の線路であることを忘れてしまいそうになりました。
2枚目の写真はその線路を列車が通過するときのものです。列車の車高より低い陳列物は線路際までそのまま残っているものもありますが、その他の陳列物は車幅のギリギリのところまで下がっていました。よく見ると陳列台に滑車と滑車用のレールを敷いて工夫されているのがわかります。
出店者はみんな総出でテントを閉じ陳列物を片付けて列車の通過を待ちます。そして列車が通過したところから順にテントを張り、何事もなかったかのようにまた市場の風景に戻ります。その数分間のありようは圧巻でした。
この路線は1日4往復なので1日8回のこの作業、一見ものすごく効率悪く見えますが、片付ける人に合わせながら人を掻き分けるようにゆっくりと進む列車を見ていると、あくまでも人の生活が主役なそんな人間味あふれる風景にこころ温まります。
旧イタリア大使館別荘
栃木の旅07 旧イタリア大使館別荘(レーモンド設計)
西日が入る夕刻。偶然でしたが、いい時間に訪れた気がします。湖に反射した太陽光がとてもきれいに室内に射し込み、どこを切り取っても絵になる空間が広がっていました。特長である壁の市松調模様色は経年変化で色が褪せ、いい感じに自然と同化しています。
新築当時は色や素材感、そして模様のコントラストがもっとはっきりしていたはずですが、それがどのように自然の中に溶け込んでいたのか? 頭の中でイメージを膨らませています。
日光東照宮
栃木の旅06 日光東照宮
雑誌やパンフレット、映像などで見る、派手派手しく、軽い印象なのとは異なり(個人的な印象)、実際にその場に身を置くと、繊細で住宅と言うか生活に近いスケール感。久能山東照宮でも同じように感じたことを思い出しました(写真だと伝わらないかな?)。ちなみに白い部分は漆喰ではなく、胡粉(ごふん:貝の粉)をにかわで溶いたものということです。
日光山輪王寺
栃木の旅05 日光山輪王寺
現在、本堂の平成大修理が行われています。足場囲いの建物は工場のような大きな建築で、最上階の回廊からは修理現場を見ることができます。社寺建築や職人、ものづくりに興味がある人にはお勧めです。
祈祷料2000円で本堂銅版(平瓦)の奉納をしました。欲張って願い事をたくさん書いてしまいましたが・・・。本堂(三仏堂)の修理部材として使用されるようです。
栃木の宿
栃木の旅04 宿
「ゲストハウス蔵の街」(栃木市):まだ新しいゲストハウスで巴波川沿いで立地は最高です。近々カフェも併設オープンするそうです。1人3980円で朝食付き、部屋もきれいで、また是非泊まりたいと思える宿でした。
「タートル・イン・日光」(日光市):貸切温泉のある宿です。そして安いです。部屋もきれいだし、ここもまた是非泊まりたいと思える宿でした。(外国の宿泊客が多いです)
大谷寺
栃木の旅03 大谷寺
岩山を背景にしている門前からの佇まいには、生活感からは程遠い、非日常的な独特の雰囲気があります。期待感がふくらみましたが、残念ながら17時を過ぎていたため本尊までは入れませんでした。残念!
大谷資料館
栃木の旅02 大谷資料館
一度行ってみたかった場所のひとつ、大谷石の採石場。3連休の中日のため人で大変混雑していましたが、人の流れがアリの大群のようにも見え、逆に空間の大きさを感じられたようにも思います。これが岩を削りだしているだけの空間なのだからすごい!