おれっちあたしっち その32

縁甲板の着色塗装

軒天井の縁甲板は先に塗装を施しています。無垢板は乾燥による収縮があるため、施工後に塗装をすると継ぎ目の部分が開いたときに無塗装部分がラインとして出てしまい汚く見えてしまうので、さね加工部分も含めて施工前に塗装しています。ちょっとした配慮ですが、着色する場合は効果絶大です。

おれっちあたしっち その31

通気口

軒天井の仕上げ工事が始まっています。穴の開いたシルバー色の部分は壁や屋根の設けた通気層に空気を通す通気口です。軒先から空気を取り入れるのですが、その通気口から虫が侵入してくるのを防ぐために小さな穴の通気孔となっています。

おれっちあたしっち その30

木材

仕上げ材としての木材、軒天井に使われる杉の源平材(赤と白が混ざった板)と開口部に使われる枠材が少しずつですが現場に納品されています。いよいよ造作工事が始まります。

おれっちあたしっち その29

屋根の断熱

屋根に高性能グラスウール105mmが施されました。断熱材が落ちたり剥がれたりしないように、そして防湿フィルムが剥がれたりしないように木材でしっかり押さえています。屋根の断熱にはこの上にスタイロフォームも敷きこんでいます。

おれっちあたしっち その28

浴室下地

浴室のハーフユニットを据え付けるためのコンクリートの束石が設置されました。洗面室と浴室に段差ができないようにモルタルにて束石の高さを調整しています。

おれっちあたしっち その27

暖房配管

パネル暖房の配管工事です。一箇所一箇所ミリ単位で正確に取付位置を確認し、床から銅管を立ち上げています。管が2本立ち上がっていますが、一本は行きの管でもう一本が戻りの管になります。

おれっちあたしっち その26

隣地も上棟

南側隣地の家が建て替えで上棟しています。たまたま建て替えのタイミングが一緒になり、我が家の一か月遅れで上棟しました。お隣さんは11月に竣工予定ということなのであっという間に抜かれてしまうことでしょう。ちなみに我が家は来年の2月末くらいに竣工の予定です。

おれっちあたしっち その25

基礎断熱

基礎はベタ基礎を採用していますが、ベタ基礎の場合、布基礎のように床下の土面から湿気が上がってくることはありませんので、床下を室内と考える基礎断熱という断熱方法を採用しています。この方法では土台は土台下に通気を設けない気密土台とし基礎部にも通気口は設けないなど、床下換気は行いません。そのため床面を断熱するのではなく、基礎の外周部の立ち上がりと底盤部をスタイロフォームで断熱しています。

おれっちあたしっち その24

制震装置

繰り返し来る地震に対しては、耐震強度はその都度ダメージを受け、その強度は軽減していきます。そのためそのダメージを少しでも軽減させるために、制震装置を室内の壁に4か所設置しています。今回の計画では26%の揺れの低減が見込まれます。
今回使用したのは、(株)日立製作所と江戸川木材㈱が共同開発したオイルダンパーを使用した制震装置「減震くん」(Hiダイナミック制震工法)です。

おれっちあたしっち その23

アルミサッシ取り付け

お盆の休み前にアルミサッシが納品され設置されました。各部により断熱やら遮光やらとガラスの種類や色も違い、トーメイガラスか型ガラス(曇りガラス)かだった頃に比べると、発注前の確認作業も間違えないように大変です。