しぞーかの家 case009 その39

屋上のウッドデッキ

屋上にはウッドデッキを敷いていきます。屋上は水勾配(写真で右から左へ)があるため、束の高さを一箇所一箇所微調整をしながら大引きが水平になるように設置していきます。デッキ工事ではこれが一番大切で時間のかかる作業です。デッキ材は水や虫に強いサイプレス(オーストラリア檜)、ビスは硬く高耐候のステンレス製のデッキビスを使用しています。

竣工写真の撮影

静岡の家case008の撮影

お天気にも恵まれ、延び延びになっていた「静岡の家case008」の撮影です。建築写真家の畑亮さんに撮っていただきました。半年ぶりの訪問になりましたが、庭の片隅にしつらえていた小さな菜園場も活用されていました。この夏はトマトやオクラやさつまいもを植えていたようです。朝から夕方までの一日の撮影の中で、日々の生活も感じることができ、楽しい時間ともなりました。写真の方は後日HPにてアップしますのでお楽しみに。

写真家 畑亮

しぞーかの家 case009 その38

塗装下地

階段の手摺り壁は全面に寒冷紗パテを施しています。石膏ボードが下地の場合はボードのジョイント部分に行いますが、今回の手摺り壁はラワンベニヤを重ね合わせることで構成しているため、クラック防止と表面を平滑にするために全面に施しています。

しぞーかの家 case009 その37

外壁左官仕上げ

仕上げの上塗りが終了しました。周りの養生テープもはがされています。今回は、マヂックコート(フッコー)のHMS塗りという仕上げ材を使用しています。これから1週間ほどの養生期間をおいてから、塗り壁面への器具付けなど施していきます。

しぞーかの家 case009 その36

外壁左官仕上の下塗り

平滑なモルタル下地面にシーラーを塗布後に仕上げ材の下塗りをしていきます。厚さは大体1mmくらいに金コテで平滑に塗布していきます。この工程が終わるといよいよ仕上げ材の上塗りに進みます。

しぞーかの家 case009 その35

モルタル下地

外壁のモルタル下地が施されました。ラス網(その30の状態)の上に軽量モルタルを塗る工程と、その後1週間ほどの養生期間をおき、表面を平滑にするためのモルタル金コテ押さえをする工程が終了した状態です。全体で20㎜程度の厚さになっています。

しぞーかの家 case009 その34

現場の戸締り

工事中の現場の戸締り。建具が入るまでは仮の板戸を金物で固定します。枠を傷つけないように、外から開けられないように、そして工事中容易に開け閉めできるようにと、よく考えられていていつも感心します。

しぞーかの家 case009 その33

押入

押入廻りの塗装が施されました。襖の枠材はクリアオイル、押入内部は棚板部はクリアオイル、その他の壁・天井は無塗装です。ちなみに岩川アトリエでは、布団の出し入れをしやすくするため、棚は4段を標準としています。布団があまり積み重なっていると下のほうの布団を取り出そうとするとき困るんですよね。

しぞーかの家 case009 その32

塗装工事

大工工事も家具絡みの部分を残しほぼ終了し、塗装工事が行われています。木の材種や用途によって塗料を変えたり、かなり細かな塗りわけをしていますが、ちゃんと間違えずに進めてくれています。ダウンライトやスイッチコンセントなどの配線工事は終了しています。