荒板
左官仕上げの外壁の下地に荒板(横の材)が施されています。縦の材は荒板を留める胴縁でこの隙間が通気層になります。その下の白いのは透湿防水シート(湿気は通して水は通さないシート)です。モルタル下地用のボードが色々と出ていますが、クラック防止にはやはり荒板工法が適していると思います。
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荒板
左官仕上げの外壁の下地に荒板(横の材)が施されています。縦の材は荒板を留める胴縁でこの隙間が通気層になります。その下の白いのは透湿防水シート(湿気は通して水は通さないシート)です。モルタル下地用のボードが色々と出ていますが、クラック防止にはやはり荒板工法が適していると思います。
長い木材が邪魔にならないように吹抜けの部分に立てかけてあります。これから仕上げ材がどんどん現場に入ってきます。
暖房はお湯を使った輻射によるパネル暖房
海外に行かれたことのある人は経験があると思いますが、寒さの厳しいヨーロッパなどではパネルの輻射暖房が主流です(窓下などに設置されています)。日本では輻射暖房といえば床暖房の方が普及していると思いますが、靴を脱ぐ文化の日本では実はパネル暖房の方が適していて、靴を脱がないヨーロッパの方がむしろ床暖房が適しているのではないかと思っています。輻射体に直接肌が触れるのは、長時間になると不快も伴いますし、低温やけどの危険性もあるからです。(個人的な見解ですが…)
パネル暖房の配管が施されました。
刻みを終えた枠材
大工さんが作業場で加工した枠材が少しずつですが現場に納品されています。すべて無垢板です。形状や材種は各部によってそれぞれ違うので、使う場所によって番号や用途が記されています。
作業台
少しずつですが窓枠などの枠廻り工事が始まりました。かんなをかける作業台が現場に設置されています。大工さんが現場で刻みや加工をする現場は段々減ってきています。
02.木枠の水切り鋼板巻き
木枠には水切りとして鋼板を巻くのですが、写真のように端部には少し立ち上がりを設けています。近くで見ると小さな角が生えてるように見えます。これがあると雨水が横脇に流れないので水切れがよくなるとともに、壁面に雨だれの汚れがつきにくくなります。小さいけれど大きな役目をはたしています。
写真は「静岡の家 case002」の窓
01.屋根材:無塗装ガルバリウム鋼板
ガルバリウム鋼板(アルミニウムと亜鉛の合金めっき鋼板のこと)は一般的には塗装されたものがよく使われていますが、事務所では無塗装板を標準で採用しています。
無塗装板は塗装板と違い、熱を蓄熱しにくいという特性を持っているからです。
屋根の断熱では、屋根面の温度上昇を抑えることは断熱性能を上げるうえで大変重要なことです。
屋根面の温度が上がるということは、断熱材に熱々の鉄板をずっと載せていることと同じですから、断熱材はつらいです。必要以上に頑張らなければいけなくなってしまいます。
屋根面の温度の上昇を抑えられれば、それはそのまま断熱性能の向上につながり、しいては住宅の質の向上につながります。
7/10、午後1時、外気温30度超え、屋根は手で触れるくらいまでしか熱くなっていません!
天井下地
天井の下地材のことを野縁(のぶち)と言います。住宅では4cm×3cmの角材がよく用いられます。今回の住宅ではこの下地材に青森ひばの縁甲板を張っていく予定です。
制震装置
今回の住宅ではGVAという制震装置を取り入れています。地震の揺れを熱エネルギーに変換して、揺れを最大で70%軽減してくれる装置です。予算に余裕があるケースでは、これからも採用していきたいシステムです。(延べ床面積が30数坪~40坪程度の住宅の場合、60万円弱の費用が掛かります)
中間検査
申請機関による中間検査に立ち会いました。建物の配置が間違っていないか、間取り等は申請図面通りに施工されているかなどを確認した後、耐力壁の位置、補強金物や垂木の振れ止めなど構造に関わるところ全ての箇所をチェックしていきます。
無事合格。