木製建具の微調整

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静岡市では3日(金)からずっと雨が続いていましたが、今日は午前中久々に富士山が見えています。
まだ竣工1年余りの我が家では、雨が1週間以上も続くと、木製引き戸の動きが重たくなってしまいます。木製建具の場合、竣工後1,2年の間は、湿気の多い日が続くと室外側の木が水分を吸収して木が外側に膨らんでしまい動きが悪くなることがあります。そしてひどい場合は削るなどの微調整が必要になることもあります。2年くらいすると木の乾燥も落ち着いてきますので、建具の調整の頻度も少なくなります。
1日2日の雨なら雨が止めばまたすぐ元通りに戻るので、なるべく削ったりせず様子見をすることが多いのですが、ここまで雨の日が続いてしまうと、ずっと重たい状態が続いて生活に支障が出てしまうので、今回は10日(金)に玄関の引き戸の調整を建具屋さんにお願いすることになりました
職人さんは経験を頼りに2年後3年後のこともイメージしながら削りすぎないように微調整をしてくれています。