栃木の旅01 7月の3連休は栃木へ行きました。まずは蔵の街・栃木市から。
江戸時代の原型をほぼ残しているといわれる巴波川(うずまがわ)。川の両岸には舟の曳道として網手道という細い道があります。その道は丸太の杭で土留めされていて、それを押えている少し斜めの横材の連続が、とてもよいアクセントになっていて印象に残りました。川の流れによる水圧が土留めに掛かるのを逃がすためなのかな? 舟を曳き上げるためなのかな? 曳く違いでそんなことはないか??・・・
いろいろと考えをめぐらせることは楽しい!
岩川アトリエ一級建築士事務所が運営しているブログです。
栃木の旅01 7月の3連休は栃木へ行きました。まずは蔵の街・栃木市から。
江戸時代の原型をほぼ残しているといわれる巴波川(うずまがわ)。川の両岸には舟の曳道として網手道という細い道があります。その道は丸太の杭で土留めされていて、それを押えている少し斜めの横材の連続が、とてもよいアクセントになっていて印象に残りました。川の流れによる水圧が土留めに掛かるのを逃がすためなのかな? 舟を曳き上げるためなのかな? 曳く違いでそんなことはないか??・・・
いろいろと考えをめぐらせることは楽しい!
1枚目の写真は北アイルランドの北海岸のジャイアンツ・コーズウェーの写真です。6角形の岩の柱群、そしてそのスケール。とてもとても自然にできたものとは思えないその景色は衝撃的でした。
この6角形の岩の柱群は過去の火山活動の跡で、マグマが冷えて固まってできたものなのだそうです。長い年月の間、波に削られ、風に削られ、人に踏まれながら今の形状になっていったのだと思います。そしてそこに身を置いた時、そこに集まっている人とその景色との組み合わせに、妙に心地よさを感じたのを覚えています。
2枚目の写真はベトナムのハロン湾の夕景写真です。夕日によるその美しいシルエットが形の強さや形の大切さを強く感じさせてくれるものでした。そしてそれと同時に、山頂に浮かび上がった建物のシルエットに「ここは人の領域である」という安心感を感じ、移りゆく闇夜への恐怖感から開放されていくようにも感じました。
私たちが自然に対して感じている美しさや心地よさは、人が入り、人が関わり、人が手を加えている、何らかの形で「人が関わっている自然」に対して覚えているのだと思います。それは本当の手付かずの自然に対してだと恐怖心を感じてしまい、安心してその風景を受け入れることができないからではないでしょうか。
無防備になれることやリラックスできること、つまりは「安心感を背景にしていること」がベースにあって、人は美しさや心地よさを感じることができているのだと2枚の写真は気づかせてくれています。
1枚目の写真はイタリアのアンコナで見かけた窓際のしつらえです。ポルトガルなどの民家でも同じようなものを何度か見かけ、気になっていたしつらえです。壁に2人が向かい合って座れるくらいの穴が空いていて、そこにベンチとコーヒーを置ける程度の小さなカウンターが付いていました。
カウンターに肘を掛け一人で外の景色を眺めたり、陽だまりのなかで昼寝をしたり、親子で向かい合って座り今日一日の出来事を話したり、窓際を舞台にしたさまざまな生活のシーンが目に浮かんできて温かい気持ちになります。
2枚目の写真はオランダのマーストリヒトにある公共施設のひな壇状の階段です。その階段は吹き抜けの大きな空間のなかでエントランスホールと2階の展示スペースとを結んでいます。右側半分が上り下りするための階段として、左側半分は段板の上に座れるようになっていました。
段板の上に並べられた赤と紫の丸いソファーのような座布団に導かれ、気付くと吸い込まれるように座っていました。公共施設はどうしても堅苦しく冷たい雰囲気になりがちですが、何か身近で温かいなあと感じていました。
場と場の接点や境界に、人が留まるような場所をしつらえたり、会話の生まれる場所をしつらえたりすることで、そこに人を感じ、それぞれの場が繋がって見えてきます。そしてそのしつらえが温かさを感じる上でも重要な要素なんだと気づかせてくれています。
週末に秋川渓谷に行ってきました。川遊びに温泉に、祖師ヶ谷大蔵からは車で1時間ちょっとで行ける穴場です。
川辺にはおたまじゃくしがたくさんたくさんいました。子供の頃は田んぼで捕まえて遊びましたが、記憶をたどると川で見るのは初めてなような気がします。
ピークはもう過ぎているとのことでしたが、夜はホタルが数十匹乱舞していました。蒸し暑く曇っていたこともあり、好条件にも恵まれたようです。
与論島3日目(5/19)
最終日は、昨日までの2日間で一番印象に残った寺崎海岸で。小さな凧を上げたり、走ったり、寝転がったり、泳いだり…のんびりしました。
そして、ヨロン最後の時間は、作家.森瑤子さんの別荘のガーデンが開放されている「seaside garden」で過ごしました。造られたものと自然とがうまく融合している素敵なガーデンでした。他の場所とはちょっと違った時間が流れていました。
海のきれいさもそうですが、出会う人々がみんないい人で、「またゆっくり来たい!」と心からそう思える島でした!
与論島2日目(5/18)
今日は海水浴。いくつかの海岸を見比べた上で、船倉海岸で泳ぎました。とにかく超遠浅で、ほんとうにきれいな海です。他に人がいないのでまさにプライベートビーチ。そして遠くに見える百合が浜と、そこにいる何人かの人たちもまたいい風景でした。
与論島で感じたことは砂が違うこと。粒は少し大きめで、波で砂が舞わないので波打ち際まで海水が透き通って見えます。そして歩くとザクッザクッと音がして足首まで沈むのも印象的です。
2泊目の宿はマリナデルレイ。民宿ですが部屋にお風呂がついています。話好きな、かわいらしい女将さんの宿でおすすめです。
与論島1日目(5/17)
与論島ではレンタカーを借りて周りました。初の食事は味咲食堂での塩ラーメン。海とラーメンは何か合いますね。不思議です。(味咲はオーナーご夫婦の人柄がお店の雰囲気にも出ている素敵な食堂でカキ氷もおすすめです)
干潮時間のちょうど1時間前、大金久海岸からグラスボートに乗って百合が浜を目指します。百合が浜は干潮時に現れる浜で、この日はめがねのように2つの浜が顔を出していました。快晴とはいえず雲があったせいもあり、陽の加減や方向で海の色が七変化し、これはこれで好かったです。とにかく海の色が・・・言葉では表現できません。ウミガメにも何頭か遭遇しました。
1日目は明星荘に宿泊。決してきれいな宿ではないですが、とても親切な方々でほっこりとする宿でした。
昨年、沖縄へ向かう飛行機から見えた島。
何ともいえないブルーに周囲を囲まれた美しい島。
「一度行ってみたい」とそれ以来ずっと気になっていた島。
与論島。
「その時に行きたいと思ったところに行く」
単純なことですが旅をするにあたって一番大切にしていること。
記憶に残る空からではなく、海から島に上陸します。
宮古島から与論島へ(5/16-17)
夕方、宮古空港から沖縄へ、その後レンタカーで本部へ移動して1泊。翌朝、本部港から鹿児島行きの船にて、約2時間半でいよいよ与論島に上陸です!
9:20出港と予定を立てやすい時間で、車は船着場の直ぐ脇に無料で止めて置けるし、船上から伊江島や本島を見ながら行けるので、このルートはお勧めです。(今は本部港-与論島、片道大人1,440円)
宮古島4日目(5/16)
宮古島最終日は曇り。午後からは雨が降る予報だったので午前中に荷川取牧場や東平安名崎を回りました。宮古馬は農耕馬と聞いていたのですが、少し小ぶりなサラブレッドといった印象でした。餌をあげたり、触ったり、意外と優しい気性でした。
宮古島最後の食事はおふくろ亭へ。フーチャンプルは今まで食べたチャンプルの中でもかなり上位の味だったと思います(夜はかなり混むそうです)。午後は予報通りの雨。最後に訪れた海中水族館は荒れた海の中の魚の生活が見れてこれはこれでよかったです。